一般人の日常

「いいものは決して滅びない。」 - ショーシャンクの空に

和歌山城近くにある「かつ専門店 ももやま」へ。


ももやま - 田中口/とんかつ [食べログ]

 


ぐるなび - ももやま(和歌山市/とんかつ(トンカツ))

 

 

和歌山城の近くにある、かつ専門店ももやまへ行ってきました。仕事終わりの母と久しぶりの外食です。

 

去年くらいに新しく出来たことは知っていたのですが、なかなか行く機会がなく、昨日たまたま思い出したので、食べに行こうと。

 

外観も内装もとてもオシャレで、お店の方々が凄く感じの良い、居心地の良いお店でした。オシャレなカフェみたいな雰囲気。

 

私はクソが付く程の優柔不断で、決めるのに十五分くらいかかりました。(これでも結構早い方です。)

普段は四か所をローテーションでぐるぐると変えて夜ご飯を食べに行っているので、同じものしか頼まないんです。すき家はねぎ玉牛丼つゆだく、王将は天津飯と餃子、近所の食堂は肉じゃがと卵焼きと白ごはん、ラーメンむさしは味噌豚骨。今となったら、もう他のものは頼めないというか、これが当たり前になってきています。

実際、二人で行って私がお手洗いで席を外していたら、頼んでおいてくれるくらい、当たり前なのです。

 

なので、ももやまは初めて行ったので、どれもおいしそうで、「あ~無理、決めれない、どれがおいしいのかな。分からない。」とずっと言いながら悩んでいました。

最終的には母に「はい、あと五秒ね、五、四、三、二、一!」と、せかされて、結局和風おろしへれかつセットにしました。

 

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  • 和風へれかつ
  • キャベツ、ポテトサラダ
  • ピクルス
  • 日替わりスープ
  • 白ごはん(おかわり自由)
  • 和歌山産みかん    ¥950

 

スープが豚骨ベースでとてもおいしかったです。調べたら、日替わりみたいです。こういうの、何回でも通っていろいろ飲んでみたくなる。

 

久しぶりに「うわ・・・おいしい・・・」と、ため息が出るくらいおいしかったです。(もちろん良い意味でですよ。)私は基本好き嫌いがないし、食べることが好きなので、何を食べてもニヤニヤしながら食べていますが、いつも以上にニタニタしていたらしいです。(笑)

 

かつが凄くおいしかったです。いろんなかつ専門店に行ったことがありますが、上位です。上位というより、一位かも。それくらいおいしかったです。やわらかくて食べやすくて、ソースもいろいろなものがあって、ひとつの味ではなく、いろいろな味が楽しめるというか。

 

それと、キャベツ用のゴマドレッシングがめちゃくちゃおいしかったです。ちょうど私が行ったときにいたサラリーマン二人組の人が店員さんに「これ手作り?売ってへんの?うまいわ!」と、べた褒めしているくらい。

盗み聞きになりますが、手作りではない既製の商品に手を加えて食べやすくしているとか。売ってたら買いたいくらいおいしかったです。

 

かつだけでなく、牡蠣フライ、海老フライ、カレーもメニューにありました。次は違うものを頼みたいと思います。

それと、モーニングもやっているみたいで。喫茶としても大丈夫みたいで。凄く良お店に出会えました。

 

あと、ポイントカードサービスがあり、ポイントが貯まると千円以下の食事でしたっけ、サービスになるそうです。何回も通いたくなる・・・。

 

皆様もぜひ和歌山に来た際にどうぞ。

和歌山城のすぐ近くにありますので、分かりやすいと思います。

ロンドン版「ショーシャンクの空に」

 


シアタークリエ『ロンドン版 ショーシャンクの空に』

 


『ロンドン版 ショーシャンクの空に』プロモーション映像 - YouTube

 

 

 

座席指定のチケットの発売日を一週間勘違いしていたため、立ち見での観劇になりました。立ち見でも何でも良いからどうしても観に行きたい作品だったので、二日前から、ワクワクしてぐっすり眠れませんでした。

 

原作「刑務所のリタ・ヘイワース」も、映画「ショーシャンクの空に」も、とても好きな私にとっては、観に行かないという選択肢すらも無かったくらいです。

 

 

終身刑を宣告されたアンディ・デュフレーンが、ショーシャンク刑務所で調達屋のレッドとその仲間たちと出会う。そこで様々なことを刑務所で乗り越え、希望を捨てずに自由を求め、生き続けていく。そしてあることをきっかけに、ある計画を実行する。

 

初めて映画を観たときには、言葉に出来ない衝撃がありました。うまく言葉に出来ないので、私が好きなセリフをあげたいと思います。

 

 

アンディ:世界には石でできていない場所もある。そしてそのなかに誰もたどり着けない、誰も触れない何かがある。

レッド:何のことを言ってるんだ?

アンディ:希望だよ。

レッド:ひとつ言わせてくれ。希望は危険だ。希望は人を狂わせる。

 

Andy:There are places in this world that aren't made out of stone, and that there's something inside that they can't get to ,and that they can't touch. It's yours.
Red: What're you talking about?
Andy: Hope.

Red: Let me tell you something my friend. Hope is a dangerous thing. Hope can drive a man insane.

(獄中での二人の会話より)

 

 

 

レッド、これを読んでるんなら、君は出られたんだ。ここまで来たのなら、もうちょっと遠くまで来ないか。街の名前は覚えてるね?

僕の計画を実現するために君の手を貸してほしい。君が来るのを待ってる、チェス盤を用意して。

覚えてるね。希望はいいものだよ、たぶん最高のものだ。いいものは決して滅びない。

君がこの手紙を見つけてくれることを、そして元気でいてくれることを願っている。

 

Dear Red, If you’re reading this, you’ve gotten out. And if you’ve come this far, maybe you’re willing to come a little further. You remember the name of the town, don’t you?

I could use a good man to help me get my project on wheels.
I’ll keep an eye out for you and the chessboard ready

Remember, Red. Hope is a good thing, maybe the best of things, and no good thing ever dies

I will be hoping that this letter finds you, and finds you well

(脱獄後、アンディがレッドへ宛てた手紙より)

 

 

 

どうかうまく国境を越えられますように。
どうか親友に再会して、やつと握手ができますように。
どうか太平洋が夢の中とおなじような濃いブルーでありますように。
それがおれの希望だ。

 

I hope I can make it across the border. 
I hope to see my friend, and shake his hand. 
I hope the Pacific is as blue as it has been in my dreams. 
I hope.

(原作より)

 

 

 

私はこの映画を観るたびに、この原作を見るたびに、生きる希望とは何か、自由とは何かを考えさせられていました。

何事も諦めてしまったら、そこで全て終わり。どういう形になろうと、諦めずに進み続けることが大切なのです。

 

と、まあアンディの生き様を見たら、自分なんてまだまだちっぽけに思えました。頑張ってもないのに、疲れた、とか言わなくなりました。うまく言葉に出来ませんが、アンディは私の人生観を変えてくれた大切な存在であるのです。

 

なので、舞台を観に行くにあたって少し恐怖すらもありました。私の人生観を変えた作品を画面越しではなくて、この自分の目で観るのですから。

しかし、そんな心配も開演して十秒でなくなりました。良い意味で裏切られました。最後、映画と原作と舞台の三つが重なって、涙が止まりませんでした。

 

この作品はいつまでも自分の中で一番であることに間違いありません・・・。

 

 

 

必死に生きるのか、必死に死ぬかだ
Get busy living, or get busy dying.