一般人の日常

「いいものは決して滅びない。」 - ショーシャンクの空に

私にとって大切な二週間が終わった。

終わった、終わっちまったよ。
こんな特にやりたい!って訳でもない仕事なんか嫌だとか、みんなの顔も姿も見たくないわ!とか、そう思ってた短期ワークが終わってしまった。

いつの間にか職場に行くことが楽しくなって来ていた。


天然だけど動いてなきゃ死ぬって勢いで何にでも気が利くママさん。

メチャクチャ温かくて包み込んでくれるように話を聞いてくれる姉さん。

今までの海外留学の経験などから、「あんたはまだ若いんやからこれから頑張るんやで」と時には厳しく指導してくれる姉さん。

接客というものをひとつひとつ丁寧に教えてくれる姉さん。

その場にいるだけで元気が出るくらいパワフルで優しくて面白い姉さん。

栄養士の資格を持っていて料理のことを細かく教えてくれる姉さん。

みんなのことがいつの間にか大好きになっていた。今までの職場の人当たりが良くなかった私は、いつの間にか甘えて、いつの間にか笑って、いつの間にか大好きになっていた。

純粋に、寂しい。
もうあの楽しい雰囲気の場所は無いんだ、と思うと寂しい。


二週間、耐えれたよ。
いろいろ刺激的なことがあって、いろいろ吸収して、少しは変われたかな。

ぷー太郎に慣れすぎて頑張れなかった自分が、二週間もワクワクしながら出勤してたんだもん。変われたよね。


いろいろ刺激を受けたことによって、私は恋人をもっと大事にしなきゃ、とも思って外食を自炊に完全移行させました。

美味しい美味しいってパクパク食べてくれる人がいるって幸せだね。


この二週間で思ったことは、外に出ていろいろな人と触れ合うことが大事だな、と。
こんなにも刺激を受けるとは思わなかった。この広いようで狭いようで広い世界には、沢山の人がいる。また、新しいことに気が付けた。

よく頑張ったね、と自分を褒めてあげたい。


最終日に売れ残ったチョコレートを、メチャクチャ大きい紙袋が底が破れそうなくらい貰ったから、いっぱい食ってやる。

頑張った頑張った。
耐えれたじゃん、自分!